今回は Head Graphene Radical MP です。
フレームの形状が一新されて旧ラジカルとは全然別物になっています。
フレーム形状、グロメットの作りなど部分的に Graphene Speed とそっくりだったりします。
ただしグロメットホールは Speed とは異なり楕円形状。
持ってみると軽いんですが、打ってみると軽さのわりによく飛びます。
打球感は柔らかくつつみこむような感触。
インパクトの瞬間ボールをグーッとホールドしてから飛んで行くので
球離れは速くないというか乗ってる時間がかなり長く感じられます。
これはフレームの柔らかさではなくガットが柔らかく包み込んでるような感触です。
このソフト感は楕円形のグロメットホールの効果でインパクトの瞬間ガットがたわむことに
よって生み出されてるものと思われます。
あとこのモデルからストリングパターンが16/19となったのも、このソフトな打球感に影響してそうです。
軽く打ってもラクーによく飛ぶ、しかも打球感はソフトで体にやさしい良いラケットです。
これ女性プレーヤーにもいいかもしれません。
ただボールをつぶすようにハードヒットするとガットがたわみすぎてボールをホールドし
過ぎな印象を持ちました。
スイングスピードの速いハードヒッターには向いてないかもしれません。
まあ、そういう人たちは Pro や Prestige を使うのでしょうね。
この辺、Graphene Speed そっくり
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