チリッチのラケット

US OPEN のチリッチ安定して強かったですね~
錦織は終始押されっぱなしでした。
サーブの打点が高い高い。あんな高いところから打てるなんてうらやましいです。
ラケットはプレステのミッドかミッドプラスあたりかなと思っていたんですが
調べてみると意外にも Graphene Prestige REV Pro でした。
確かにCAPグロメットじゃないですね。
cilic01.jpg
ちなみに REV Pro はレヴやレボじゃなくて、レフプロと濁らず発音するようです。
気になるスペックは
ウェイト 300 g – 10.6 oz
ビーム 20 mm
ヘッドサイズ 600 cm² – 93 in²
バランス 315 mm – 1“ HL
Length Standard, 685 mm – 27“
String pattern 16/19 dynamic
です。
300gって、プレステとは思えない軽さですね。
これならビュンビュン振り抜けるんじゃないでしょうか。
93インチのフェイスサイズと相まって振り抜きは相当いいはずです。
この軽さがいきてくるのはオーバーヘッド系。
特に止まっているボールを打てるサーブは軽くても打ち負けることはなく、
むしろ軽いことによりスイングスピードをアップできるメリットを最大限に享受できます。
これはサーブが楽しくなるラケットに違いありません。





さて、ここからは少しマニアックなお話です。
実はチリッチが使っているラケットの中身はヘッドの選手専用モデル、いわゆるプロストックのTGK231.3ではないかと噂があります。
以前インスティンクトを使っていることになっていましたが、以下の画像はどう見てもフレーム形状はインスティンクトではありません。
ペイントはインスティンクトのようですが形状はプレステージにそっくり。
でもストリングパターンは16×19とプレステMIDやMPよりも粗めです。
cilic02.jpg
cilic03.jpg
以下の画像のシャフト部分を拡大するとTGK231.3の文字が書かれています。
cilic04.jpg
これが本当にチリッチのものかは定かではありませんが、形状・ストリングパターンなどTGK231.3とレフプロはよく似ています。
もしかするとレフプロはプロストックモデルをベースに開発されたラケットなのかもしれませんね。

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