Head Graphene Touch Prestige MP

プレステージ2018年モデルについて

プレステージの2018年モデル、グラフィンタッチのミッドプラスです。
ミッドサイズまでもが別路線になった為、唯一プレステージらしさを継承しているモデルがこのミッドプラスになります。
プレステージの象徴である18×20のストリングパターンにCAPグロメットを採用。
トップライトでグリップ側に重量を感じるバランス設計。
フレーム形状にも変化はありません。

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Head Prestige Pro 2021

インプレッション

実際にボールを打ってみてもプレステージらしい打感を感じることができます。
18×20のストリングパターンはストリングがたわまないおかげで、フェイス面でボールをつぶしてしっかりと打っていけるフィーリングを感じます。
このボールをつぶしてコンタクトしている感じがプレステージらしいなと思います。
弾く感じはひかえめでしっかりボールをヒットする必要があり、当てるだけではいい球は返りません。

回転系のショットについては18×20のストリングパターンですので楽にはかかりません。
一般的なストリングパターンのようにスピン・スライスをかけようとすると、より筋力・体力を必要とします。

逆に打ちやすかったのはボレーと厚い当たりで打つフラットドライブ系のストローク。
またスマッシュもそこそこ打ちやすかったです。
あと片手打ちバックハンドも何故かこういう系のラケットのほうが打ちやすいですね。

サーブはコントロールしやすく振り抜きもいい為スイングスピードを上げやすく感じました。
ただ思ったほどボールは飛ばず、回転のかかりも良くはないです。
パワーのある人には問題無いんでしょうが、一般人には厳しいラケットであることは間違いありません。

それでも使い続けていくと正しいフォームで、正しいタイミングで、スイートスポットにあてる技術が必要になるためテニスが上達する可能性があります。


しかしライジングでばしばし打ち合う現代的なテニスには向いてないでしょう。
それでも良い方はぜひ!


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