プレステージの2020年モデル、赤のマット塗装になって見た目の印象がずいぶん変わりました!
グロメットまで同色の赤色!最近のヘッドらしいデザインです。インスティンクトは青、エクストリームは黄、プレステージは赤と信号カラーが揃いましたね。
今回試打したのは大本命のMPモデルです。やっぱりプレステージといえば18×20のストリングパターン。個人的には18×20のMIDも復活して欲しいと思っていますが。
さて、実際に手に持ってみたら
「なんか薄い?こんな薄かった?」
気になってHEADのサイトhttps://www.head.com/ja-JP/sports/tennis/prestige-racquets/でスペックを確認すると見ると1ミリ薄くなっていました。
従来まで21ミリ、今回から20ミリ!
たった1ミリですが、薄めのラケットにとっては結構影響あるんじゃないでしょうか?
飛ばないラケットが薄くなって、さらに飛ばなくなるのでは?
そんな心配をしながら打ってみたんですが、意外と球離れが速いし、プレステージにしては弾く感じがしました!
薄くなってるのになんで?なんで?
HEADのサイトhttps://www.head.com/ja-JP/sports/tennis/technology/graphene360plus/によると、今回のプレステージにはグラフィン360+というテクノロジーを使っているそうです。
負荷のかかるフェイスの5時7時部分にねじられた構造のカーボン繊維(スパイラルファイバーテクノロジー)を採用することでフレックスが高くなり、反発力が上がるとのこと。
(´・∀・`)ヘー
HEADは昔からリキッドメタルやD3O、グラフィンなど新素材を積極的に導入しますが、今回はカーボンをスパイラルしてきましたか。
でも打感はプレステージらしく、18×20のストリングパターンらしい、ガツンとした打ちごたえのあるフィーリングのままです。
薄くなったり素材やフェイスサイズが変わったりしてますが、歴代モデルから引き継がれたフィーリングや方向性はそのままなので、プレステージファンには安心して使えるでしょう。
スピン性能は18×20のストリングパターンなのでよくはありませんが、慣れれば実用上問題ないレベルで変わりはありませんでした。
結論:プレステージが若干ユーザーフレンドリーになったかも?
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