2021 年モデルの Vコアプロは何が変わった?
これまでのVコアプロはモデルチェンジしても小変更と言える程度の変化でしたが、2021年のVコアプロは大きく変わりました。主な変更点は以下2つ。
- フレーム厚が 20 ミリから 21 ミリに増しました!
- ストリングパターンが 18×20 でかつ重量 320g のモデルが追加されました!(以前から海外モデルには存在してましたが)
たった 1 ミリの違いですが、左手を添える時に明らかに厚さの違いを感じますね。一回り厚くなった感じがしますし、実際に打ってみてもそれは感じます。
それにしてもヘッドのプレステージは 1 ミリ薄くなったのに、ヨネックスのVコアプロは逆に 1 ミリ厚くなって、フレーム厚が逆転してしまいました。
※2022 ラケットランキング に入りました。
打感や飛びは?
Vコアプロ 97 / Vコアプロ 97D ともにボールをホールドしてる感じがあり、弾く感じはひかえめですが、意外と飛びは悪くなかったです。
ヨネックスの解説を見ると、シャフトに柔らかい素材を使うことでシャフトをしならせてホールド感を実現しているようです。
それだけですとパワーロスして飛びが悪くなってしましますが、フレーム全体の厚みが増したことにより、特に柔らかい素材を使っていないフェイス部分の反発力が高くなりパワーが出ているのだと思います。
また打ち応えはしっかりとしているのに、嫌な硬さや振動はほとんど感じることなく気持ちよく打てました。
全体的に前モデルよりも優しくなっている感じがします。
スピン/スライスは?
普通にかかる感じがします。
やはり粗めというか一般的なストリングパターンの Vコアプロ 97 のほうが、より食いつくのでかかりは良いです。
対する Vコアプロ 97D は若干回転かかりにくい感じはしますが、比べなければ問題なくスピンもスライスもかかる印象でした。
グリグリのトップスピンロブなら 16×19 の Vコアプロ 97 のほうが打ちやすいでしょうが、それ以外だったら Vコアプロ 97D でも十分対応可能です。
スイートスポットは?
フレーム厚が増したため、前モデルに比べて面安定性が高まっている感じがします。
そのおかげかスイートスポットが若干広くなっている感じがしました。
オフセンターで打ってもそれなりに飛んでくれたり、回転がかかってくれる気がします。
ボレーは?
個人的には Vコアプロ 97D が良かったです。
320g の重さでボールをしっかりと飛ばして押しのあるいいボレーが打てました。
Vコアプロ 97 の方は人によると思いますが、テンションを少し落としたほうが伸びのあるボールが打てるかもしれません。もしくは重りを少し足すとか…
個人的には
Vコアプロ 97D 推しです!
実際に打ってみて使いやすくかなり良かったです。
実は普段使ってるラケットが 21ミリ厚で 18×20 のストリングパターン、重量 320g とほぼ同スペックなので。
使い慣れたやや重めの重量とバランス感に食いつく打感でコントロール性能が高く、しっかりとした手応えで飛びも悪くないと理想のラケットに近かったです。
次にラケット買い換えるとしたら第一候補が Vコアプロ 97D になりそうです。
というか今すぐにでも1本試しに欲しいくらい良かった。
対して Vコアプロ 97 の 310g という重量は軽く感じるため、使うなら重りをつけてもう少し重くセッティングしたいです。
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