2021年のヘッド・ラジカルはつや消しオレンジとシルバーのモノトーンカラーとなりました。
そして、これまで数代続いてたラケット形状が変わって、フルモデルチェンジです。
フェイスサイズは変わらず98インチですが、デザインのせいか少し大きめに見えます。まるで100インチあるかのよう。
打感については MP / Pro ともにカチッとした弾く感じ。ただ勝手に飛んでいくようなフィーリングではなく、しっかりとした手応えのある打感で、程よくパワーアシストしてくれました。
スイートスポットは広くはなく、狭くもない、この手のラケットとしては平均的な感じでしょうか。
MPとPROの違い
スペック的には表の通り、PROのほうが重くてフレームが薄いです。
フレーム厚 | 重量 | |
MP | 20mm / 23mm / 21mm | 300g |
PRO | 20mm / 21.5mm / 21mm | 315g |
ボールを打ったときの飛びやパワー感は意外と MP / PRO ともにあまり変わりない感じがしました。フレーム厚は MP のほうが、1.5mm 中央部分が厚いのですが。重さが効いているのかPROもしっかりボールを飛ばしてくれます。打感は似ておりますが、PROは重厚感のある打感、MPは若干軽めの打感となります。
PROはグリップ部分含めて全体的に重めですが、MPは比べるとグリップ部分が軽く感じます。バランス的にはMPはややトップヘビーな印象です。
ラケットの重さを利用したショット、特にボレーなどは PROのほうが良いなと思いました。リストを使ってスイングスピードを上げていくような打ち方だとMPの良さが活かせるような気もします。
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