YONEX VCORE SV95 SV98 SV100

VCORE SVシリーズ

スペック的にはVCORE Siシリーズ(Si98Si100)の後継になりそうなVCORE SVシリーズ。
95インチも追加されてフェイスサイズが95、98、100と3種類になりました。
打球感に関してはフェイスサイズが異なっても共通していますので一括りに言えば、シャープでソリッドな打ちごたえが共通しています。個人的には好きな打感です。
旧モデルのSiシリーズは横長のストリングホールでストリングを可動させる為、非常にソフトで独特の打感でしたがSVシリーズは通常のストリングホールに戻っています。
このフレームはSVフレームと言うそうですがインパクト時にガツンとボールを受け止め、ボールをつぶし、フレームが食いつく感じがスゴイあります。
YONEXのWEBサイトによると「ナノメトリック XT」という柔軟で粘り強い新素材をフレームの肩部に搭載したそうで、ボールとの接触時間が4%向上するとのことですが、まさしくそのとおりだと感じました。

VCORE SV100

重量300g、バランスポイント320mm、長さ27インチと黄金スペックのSV100。
ピュアドライブと比較するとSV100のほうがインパクト時の食いつき感があります。
逆に言えば球離れ(飛び)はピュアドライブのほうが良いという事になりますが、SV100もフレーム厚は最大25mmありますので十分パワフルで飛びは良い部類に入ります。
スピン・スライスなどの回転も良くかかりました。
※Gサイズ(重い方)のインプレです

VCORE SV98

重量305g、バランスポイント315mm、長さ27インチ、フレーム厚22~21mm。
SV100と比べると最大フレーム厚が3mm薄くなることから飛びは控え目になりますが、食いつき感・球乗りはこちらのほうがより上な印象です。
一般的な22mm厚ラケットとして考えるとそれなりに飛んで反発してくれますので扱いやすかったです。
スピン・スライスもしっかりかかり、厚い当たりでも球乗りが良いので安心して振り抜くことができました。
※Gサイズ(重い方)のインプレです

VCORE SV95

重量310g、バランスポイント310mm、長さ27インチ、フレーム厚21~20mm。
SV98と比べると最大フレーム厚が1mm薄くなりますが重量はたったの5g重くなるだけです。
打ってみるとSV98との違いは僅かでした。ほんの少しだけ飛びが控え目でスイートスポットもほんの少しだけ狭い感じがします。
本当に少しだけしか差が無く、打ち比べないと分からないレベルでした。
SV100とSV98/SV95の間には明確な差がありますが、SV98とSV95には僅かな差しか感じませんでした。
今の時代フェイスサイズ95インチでは小さく感じますが実際打つと良く飛び、スイートスポットも95にしては広く扱いやすかったです。
とは言え無難な選択はSV98かなと思います。
契約しているプロ選手でさえ98か100のどちらかのようですから。

ナブラチロワ

実はナブラチロワが未だにSV100使ってるんじゃないか疑惑があります。
この写真はどうみてもSV100でしょう。



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