はじめに
ウイルソンのウルトラシリーズ4代目が2022年に登場!
そもそも初代ウルトラとはセントビンセントのプロスタッフと同時代に発売されていたラケットで、プロスタッフよりもさらに高級路線だった記憶があります。当時の価格でも10万円ぐらいしてたんじゃないでしょうか。
その初代モデルはチェコのハナ・マンドリコワ選手らが使っており、グリップ上部のシャフトの切れ込みが特徴的で、今作でもオマージュされています。
スペック
まさに黄金スペックです。フレーム形状は違いますが、バボラのピュアドライブと数値上はほぼ同じです。わずかな違いはウルトラのほうが0.5~1ミリ程度フレームが厚いぐらいでしょうか。
フェイスサイズ | 100インチ |
重量 | 300グラム |
バランス | 320ミリ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 24.0/26.5/24.0ミリ |
ストリングパターン | 16×19 |
インプレ
硬さを感じさせない、若干マイルドな打感ですがフレームはしっかりしており、球離れはまあまあ速いです。ただインパクト時にわずかなホールド感もあるためコントロールもしやすく感じました。
ピュアドライブにくらべてもパワーは同程度ある感じがします。楽にボールを飛ばしてくれるのでリラックスしたフォームでもいい球が打てました。
スイートスポットは広く、ボレーも面をあわせるだけで楽に飛んでくれてうまくなった気がします。
回転系についてはスピン、スライスのかかりは良く、パワーがあるためスピンをかけても失速しにくく威力のあるボールが打てました。
まとめ
悪いところがどこもない、優等生的な黄金スペックのラケットです。
ピュアドライブみたいなラケットで、ピュアドライブほど硬くなく、同じくらい飛ぶラケットが欲しい人はこれおすすめです。
良いラケットなので誰にでも合うでしょう。
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