YONEX VCORE PRO 97 2019

どんなラケット?

スペック

フェイス97インチ
長さ27インチ
重さ310グラム
バランスポイント310mm
厚さ20mm / 20mm / 20mm
ストリングパターン16 x 19
スペック(Gサイズ)

重さがGとLGの二種類ありますが、試打したのは重いほうのGになります。

インプレッション

ストローク

フラットドライブの厚い当たりで打つとスペックのわりにそこそこ弾く感じがしました。音で言えば「カーン」というフィーリング。ちょっと硬いけど一瞬食い付いてから飛んでくれる感じは好印象でした。ヨネックスのポリツアーという弾きの良いポリエステルガットが張られていたので、ガットの恩恵もあるかもしれません。

スピン性能についてはインパクト時にボールを掴む感じがあるのでかけやすいと思いました。但しスピンにエネルギー使うと反発力をかなりロスするようで、グリグリにかけるとボールが全然飛ばなくなります。ボールを飛ばすために、もう少し重さがあってもいいかもしれません。

スライスは弾く感じでボールが良く伸びてくれて打ちやすかったです。

ボレー

そこそこ弾いてくれるので特にバックボレーが良かったです。フォアボレーは何故かイメージしてるよりボールが飛ばず、短くなりがちでした。ボレーも、ラケットがもう少し重いほうがいいかもしれません。

Namd エヌアムド

Namd という名前の新素材を使っているそうです。ヨネックス公式サイトの説明がわかりにくいですが、「強く打った時でも柔らかく感じる」という事なんでしょうか?

昔、ヘッドが使っていたD3Oという衝撃吸収素材がありましたが、あれは強い力が加わると硬くなるので、Namdとは逆の特性です。

確かに VCORE 97 PRO でハードヒットするとより食いついてる感じがしたのは、この Namd 素材のおかげなんでしょうね。

しなって食いつく感じが好きな人におすすめです!


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